
リスティング広告を成功に導くための重要な要素のひとつに
ランディングページの質があります。
冒頭から、大変汚い言い方になって恐縮ですが、
真実が伝わりやすいようにオブラートに包まずに言っておきますと、
どんなにリスティング広告の運用力がある人が運用を行っても、
ランディングページがクソだと、売れる物も売れません。
この事実は、こういったブログを一生懸命読んで、勉強をされている
真面目で熱心なウェブ担当者の方はすでにご存じだと思います。
しかし、ごく稀に
「とりあえず、運用を代理店に任せておけば売れるんでしょ?」
みたいな人も存在しています。
まぁ最近ではだいぶ見かけなくはなってきましたが、
未だに検索エンジンで何らかのキーワードを検索して
クリックした先のランディングページが
ビックリすくらい素人臭プンプンのページもたまーにありますよね。
あれじゃあ、本来売れるはずのものも売れなくなってしまうので、
本当にもったいないことだと思います。
そもそも、リスティング広告において、
コンバージョン率を大きく左右するのは、商品力とランディングページです。
商品力がずば抜けてあれば、
ランディングページが多少お粗末なつくりだったとしても、その商品は売れていくでしょう。
物凄く極端な例ですが、
100カラットのダイヤモンドが1万円で売っていれば、
物凄い商品力ということになりますので、
サイトがお粗末であっても、ある程度は売れると思います。
ですが、商品力があって売れているのなら、
ランディングページがしっかりとしたものであるのならば、
もっともっと売れるということになります。
つまり、
「商品力があれば、売れる」は現実に起こり得ますが、
「商品力があって、ランディングページがしっかりしていればもっと売れる」
というのが真実だということです。
ただし、ランディングページがあまりにもしょぼいと、
いくら商品力があっても売れない可能性も出てきます。
先の例でいえば、100カラットのダイヤモンドを1万円で販売しているサイトが、
素人がテキトーに作った感じのデザインがダメダメのサイトだったら、どうでしょうか?
そんなサイトから安心して商品を買えますか?
多くの人は、
「胡散臭いサイトだなー」
「もしかして、詐欺なんじゃない?」
と警戒して、買わなくなってしまうでしょう。
これは現実に起こり得る話です。
「うちの商品は品質がいいから、サイトの見た目なんて関係ない!」
というのは、前時代的な考えです。
「人は見た目が9割」なんていう本が示すように、
ウェブサイトも見た目が重要です。
仮に、同じ言葉を発している人間であっても、
見た目で印象はまったく異なってくるはずです。
A:ビシッとスーツを着て、清潔感のある人
B:ボロボロで黄ばんだシャツを着た不潔な人
このAとBの二人が同じことを言っていたとしたら、
ほとんどの人はAの人の言うことを信じるでしょうし、
Aの人から商品を買いたいと思うでしょう。
これと同様に、魅力的な商品を扱っているウェブサイトの場合でも、
綺麗なデザインでわかりやすく構成されたランディングページと
素人が市販のホームページ制作ソフトで作ったランディングページでは、
絶対に前者の方が売り上げは大きくなるはずです。
リスティング広告というのは、あくまでも集客のひとつの手法であって、
その運用がうまければ、
ウェブマーケティングが全部うまく行くというものではありません。
コンバージョン率を高め、広告効果を高めるためには、
ランディングページが重要になってきます。
リスティング広告において、より効果を出していくために、
ランディングページに関しても、ぜひ気を配ってみてください。
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